言葉のうしろにかくれていることば
駅でエスカレーターに乗るとき
横から来たひとに
「お先にどうぞ」と言って列に入ってもらいました
その方はもちろん
「すみません」とおっしゃった
そのあとに気づいたこと
について今日は書いてみたいと思います。
「すみません」という言葉は
私たちよく使いますよね
そして重宝な使いかたができます
なぜ重宝がって使うのでしょうか?
それは「すみません」の
うしろに隠れている言葉があるから
どういうことでしょう?
「すみません」って私たち
どんなときに使いますか?
さきほどのように
エスカレーターやエレベーターで
乗り降りを先にゆずられたとき
「すみません」そのあとには「ありがとう」という
言葉や気持ちがありますよね
他にはどうでしょう
例えば
お店で注文するときなど
「すみません」と人を呼びますよね
そのときの「すみません」のあとには「お願いします」
という言葉や気持ちがあります
他にも
「仕事でお忙しい中すみません」のあとには
「よろしくお願いします」
という言葉や気持ちがあるかもしれません
他にも
カバンがぶつかってしまったとき
「すみません」のあとには「ごめんなさい」
という言葉や気持ちがあるかもしれません
このように私たちは気軽に「すみません」を使います
でも、うしろに隠れている言葉はわからない
うしろに隠れている気持ちはわからない
ことが多々あります。
日本語のよいところかもしれないし
よくないところかもしれません。
英語だと
明確になるのではないでしょうか
例えば
look だったら
look at look for look after
など次にくる前置詞で意味が明確になります
日本語ってそう考えると玉虫色
つかう言葉って
とっても大切になってきます
「すみません」に限らず
うしろに隠れている言葉を自分で勝手に解釈をして
悩んだりしていませんか?
悩みは実は
思い込みや自分の解釈からのことが
ほとんどです。
相手に嫌われたかもしらない
と、悩んでいるとしましょう
本当に相手はあなたに対して
「嫌いだよ」「もう付き合わないよ」
と、言ったでしょうか?
そうではありませんよね
嫌われたと思い込んでいるだけ
嫌われたのではないかと
自分で勝手に解釈をしているだけ
それで悩む
事実と解釈にわけてみたら
簡単にわかります
だったら
つづく言葉
うしろに隠さないで言ってみたらどうでしょう
お互いのコミュニケーションや信頼関係が
よくなるのではないかと私は思っています
「すみません、ありがとう」
「すみません、助かりました」
「すみませんがよろしくお願いします」
「すみません 申し訳ないことをしました」
そうすると「すみません」の意味も使いかたも
明確になりそうですね
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