青空の下での「置き去り事件」に、怒り!
澄み切った青い空から
キラキラと眩しい太陽が降りそそぐ
絶好のお散歩日和
「何時ごろに行こうかな?」
「あ、その前に洗濯物を片づけて….」
私は、夫と過ごす穏やかな時間をイメージして
ワクワクしながら段取りをしていました。
ところが、隣にいた夫の様子が
だんだん険しくなっていきます。
私の段取りが、彼には
「もたもたしている」ように
映ったのかもしれません。
突然、「もういい!買い物行ってくる!」
という声。彼にしては珍しい行動です。
虫の居所でも悪かったのでしょうか。
バタン!とドアが閉まる音と共に、
さっさと一人で車に乗り込み出かけて行きました。
玄関の静寂の中に、
ポツンと一人取り残された私。
視界に入ったのは、
準備万端だった自分の姿。
その瞬間、胸の奥から
「……はぁ!?(カチン!)」と、
熱いマグマのような怒りが込み上げてきました。
「一緒に」行こうって言ったのに。
どうしてそんなに急かすの?
一言「今から行くよ」って優しく言えないの?
せっかくの散歩気分は
どこかへ消え去り
冷え切った空気の中で、
しばらくは心の中が
トゲトゲとした感情で
いっぱいになってしまいました。
「怒り」の下に隠れていた、私の切実な本音
でも、少し時間が経ってから、
ゆっくりと深呼吸をしてみました。
肺の中に新鮮な空気が入っていくのを感じながら、
自分のトゲトゲした心を優しくなだめるように
問いかけてみたんです。
「私はどうして、あんなに激しくカチンときたんだろう?」
すると、怒りの奥底から、
じんわりと湿った「悲しみ」が顔を出しました。
私は、ただ夫と並んで歩き、
季節の風を感じながら、
たわいもない会話を楽しむ……
そんな「二人の時間」を、
誰より大切に思っていたんですよね。
大切にしたい、楽しみにしたい。
その純粋な願いが踏みにじられたように感じたからこそ、
心は「悲しい!」と叫んでいたのです。
実は、私たちを突き動かす「怒り」の正体は、
自分が「大切にしたかったもの」を
置き去りにされたことがほとんどです。
「大切にしたい」という
愛があるからこそ、
それが叶わなかった時に、
心は自分を守るために
強いエネルギーを出して教えてくれる。
そう気づいた瞬間、
あれほど尖っていた心が、
ふっと柔らかく、丸くなっていくのを感じました。
感情の波を味方につけて、自分らしく軽やかに生きる
夫婦といえど、
相手の行動を思い通りに
変えることはできません。
でも、自分の中に湧き上がった感情を
どう受け止め、どう解釈するかは、
いつだって自分自身で選ぶことができます。
もし、今度あなたが何かに
「カチン!」として、
心に余裕がなくなってしまった時は、
少しだけ立ち止まって自分に問いかけてみてください。
【「その怒りの裏側で、あなたが本当に『大切にしたかったもの』は何ですか?」
自分の本当の願い、
つまり「本音」に気づくことができれば、
それは相手への攻撃ではなく、
自分を慈しむためのエネルギーへと変わります。
(ちなみに、帰宅した夫には
「私は二人の時間を楽しみにしてたんだよ」と、
チクリと釘を刺しつつ本音を伝えておきました。
これも、自分を大切にする一歩ですから。笑)
感情の波を否定せず、
自分の本当の気持ちを知るための
「道しるべ」にしていきましょう。
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