割引券でモヤッとした、あの日の出来事
先日、夫と外で食事をする機会がありました。
久しぶりにゆっくりできる時間。
ちょっとだけ、いつもより気分も上がっていて
「今日はいい時間になるといいな」
そんなふうに思っていたんです。
お店に入って、席について
さて、注文しようかというタイミングで
夫がバッグから一枚の紙を取り出しました。
「これ、使えるかな?」
そう言って見せてきたのは
そのお店の割引券でした。
その瞬間なぜか、私は
ほんの少しだけモヤッとしたんです。
どうしてこんなことでイラッとするの?
割引券を使うこと自体は
決して悪いことではありません。
むしろ、節約にもなるし
いいことのはずなのに
なぜか、心の中に
小さな違和感が残りました。
その瞬間、ふっと浮かんだのは
「え、今それ出すの?」
「え、今それ言うの?」
という気持ちでした。
そしてさらにその奥には
「男なのに、なんだかみみっちいな」
「ケチだな…」
そんな、ちょっと意地の悪い感情まで
顔を出していたんです。
もちろん、その場では何も言いません。
でも心の中では
「なんか違う」
「せっかくの時間なのに」
そんな思いが
静かに広がっていました。
見方の違い、で終わらせなかった理由
こういう時
「人それぞれ価値観が違うよね」
「見方の違いだよね」
そうやって終わらせることもできます。
実際、それも間違いではありません。
でも、その時の私は
少し立ち止まってみたんです。
「どうして私は、こんなにモヤッとしたんだろう?」と。
自分の本音に触れた瞬間
その問いを自分に投げかけたとき
ふっと浮かんできたものがありました。
それは
「今日は、ちょっと特別な時間にしたかった」
という気持ちでした。
日常の延長ではなくて
少しだけ非日常を味わいたかった。
ゆっくりとした空気の中で
気持ちよく食事をしたかった。
そんな思いが
私の中にはあったんです。
でもそれを
私は自分でも気づかないまま
過ごしていました。
だからこそ
夫の「割引券」という行動が
その気持ちとのズレを
浮き彫りにしたのだと思います。
本当の原因は、相手ではなかった
あのときのモヤッとした気持ち。
原因は、夫ではありませんでした。
割引券でもありませんでした。
本当は
「自分の本音に気づいていなかったこと」
それだったんです。
もし最初から
「今日はゆっくり楽しみたいな」
「ちょっと特別な時間にしたいな」
「大切にされている時間を感じたかった」
そう自分でわかっていたら
感じ方も
伝え方も
きっと変わっていたと思います。
夫婦関係は「本音」に気づくきっかけになる
夫婦関係の中で起こる小さな出来事。
イラッとしたり
モヤッとしたり
一見、相手の問題に見えることも
実は
自分の中にある本音に
気づくきっかけだったりします。
「なんでこんなに気になるんだろう?」
その問いの先に
自分でも気づいていなかった気持ちが
隠れていることがあるんです。
あなたの中の本音は、どこにありますか?
あのときの私のように
何気ない一言や行動に
心が動いたとき
それは
「本音に気づくチャンス」かもしれません。
その違和感を
なかったことにするのではなく
少しだけ立ち止まって
自分に問いかけてみる。
それだけで
見える世界が
少しずつ変わっていきます。
あなたは最近
どんなことで心が動きましたか?
そしてその奥には
どんな本音が隠れているでしょうか。
本音をゆっくり言葉にする時間を
普段の生活の中では
自分の本音にゆっくり向き合う時間って
なかなか取れないものですよね。
だからこそ私は
「本音をゆっくり言葉にする時間」を
大切にしたいと思っています。
誰かの正解ではなく
自分の気持ちに出会う時間。
安心して話せる場所で
少しずつ言葉にしていくことで
自分の中が整っていきます。
そんな時間を
一緒に過ごしてみませんか?
